日本政府 7月1日からワクチン無償提供、マレーシアなどへ
(VOVWORLD) - 日本のワクチン供与先は、出荷済みの台湾とベトナムを加え計6カ国・地域となります。
マレーシアの首都クアラルンプールで、ワクチン接種を受けている男性=THX/TTXVN |
日本政府は29日、マレーシアとインドネシアの東南アジア2カ国に対し、7月1日に新型コロナウイルスのワクチンを約100万回分ずつ無償提供すると発表しました。フィリピンには7月8日、タイにも同9日、それぞれ約100万回分を空輸します。日本のワクチン供与先は、出荷済みの台湾とベトナムを加え計6カ国・地域となります。中国のワクチン外交も念頭に、アジアで支援の手を広げる狙いがあります。
ベトナムには追加として7月1日と8日に計約100万回分を送るとしています。
日本外務省によりますと、マレーシアのワクチン接種率は人口比で約6.5%、インドネシアでは約4.9%にとどまっています。(共同)